アメリカの歯磨き粉は危険?フッ素濃度は?【成分表を元に効果を解説】

アメリカのホワイトニング歯磨き粉【コルゲート、クレスト、スーパースマイル、デイヴィッズ】などは日本でも有名で知っている方も多いのではないでしょうか。

お土産としても頂く機会があるかもしれません。

この記事では、アメリカの歯磨き粉は危険なのか?フッ素濃度は高いのか?成分表を元に解説します。

編集部

この記事のまとめを先にお伝えします。

  • アメリカの歯磨き粉は使用用途を守れば危険ではありません。
  • しかし、日本の歯磨き粉では取り扱えない過酸化水素が配合されているものもあるので、無カタラーゼ症の人は使用できないです。
  • フッ素濃度は比較的に高めですが、近年日本の歯磨き粉も高くなってきている。
  • 歯周病や口臭予防用の歯磨き粉もありますが日本と大差はそこまでないです。
  • お土産におすすめなアメリカの歯磨き粉を3つご紹介します。

この記事の内容を先にお伝えしました。気になる人はぜひお読みください。

この記事がおすすめな人
  • アメリカの歯磨き粉の情報収集している人

この記事の監修者

ホワイトリーチ 編集部

濱辺 梨沙

専門科目:一般歯科、審美歯科、ホワイトニング
地方国立歯学部卒業後、東京都内の歯科で主にホワイトニングに従事。歯が白くなる喜びを多くの人に知ってもらいたいことがきっかけにホワイトニングメディアのホワイトリーチを立ち上げる。日本歯科審美学会薬機法などを参考文献としながら記事制作に励んでいる。

監修者のプロフィール(note)

アメリカの歯磨き粉にはどんな成分が入っている?危険?

コルゲートオプティックホワイトリニューアルの図

結論
結論から言うと、正しい用途を守れば危険ではありません。

アメリカの歯磨き粉の中でも人気が高いコルゲートオプティックホワイトシリーズを例に成分を見ていきましょう。

参考 Colgate Optic Whiteのcontents(成分表)colegate

アメリカのコルゲートの公式サイトの成分表を参考にさせていただきました。

歯磨き粉の成分の効果と英語での表記

モノフルオロリン酸ナトリウム

フッ素の一種で、虫歯予防の有効成分として広く使われている。

英語では、”Monofluorophosphate”と表記されます。

プロピレングリコール

浸透性を高める効果があります。歯磨き粉の液体の分離を防ぐために使用されます。

英語では、”Propylene Glycol”と表記されます。

ピロリン酸カルシウム

歯を綺麗に磨くのを助けるための研磨剤として使用されます。

日本の歯磨き粉では、清掃剤(研磨剤)と呼ばれます。

英語では、”Calcium Pyrophosphate”と表記されます。

PVP

増粘剤として使用されます。増粘剤とは、粘り気をつけるものです。

ポリエチレングリコール

着色汚れを浮かせて取り除く効果があると言われています。

英語では、”PEG”と略されることが多いです。

過酸化水素

歯を白くするための成分。

日本ではクリニックでしか使用することができない。

日本のホワイトニング剤に含まれている過酸化水素は濃度35%の水溶液で、水より少し粘り気がある弱酸性の無色の液体です。

英語では、”Hydrogen Peroxide”と表記します。

フレーバー

息をリフレッシュし、製品の味を改善するために使用されます。

ミント味とかオレンジ味とか歯磨き粉についている味のことです。

日本の歯磨き粉では、香味剤と呼ばれます。

英語では、”Flavor”と表記します。

ラウリル硫酸ナトリウム

歯磨き中の泡立ちを良くし汚れを取る役割があります。

日本の歯磨き粉では、発泡剤と呼ばれます。正しい用途を守れば危険ではありません。

→ラウリル硫酸ナトリウム 安全データシート

英語では、”Sodium Lauryl Sulfate”と表記します。

ピロリン酸ナトリウム

歯垢が蓄積して歯石になるのを防ぐ効果があります。

英語では、”Tetrasodium Pyrophosphate”と表記します。

サッカリンナトリウム

甘みをつけます。口甘味料として使用されている場合がほとんどなのでお子様がいる家庭では使っている場合が多いです。

正しい用途を守れば危険ではありません。

→サッカリンナトリウム  安全データシート

英語では、”Sodium Saccharin”と表記します。

ピロリン酸ナトリウム

歯磨き粉のpHを調整します。

英語では、”Disodium Pyrophosphate”と表記します。

シリカ

歯を綺麗に磨くのを助けるための研磨剤として使用されます。

日本の歯磨き粉では、清掃剤(研磨剤)と呼ばれます。

英語では、”Flavor”と表記します。

スクラロース

甘みをつけます。

英語では、”Sucralose”と表記します。

BHT

製品の劣化を防ぎます

アメリカの歯磨き粉のフッ素濃度は高いの?虫歯に効果的?

結論
アメリカの歯磨き粉に含まれているフッ素濃度は日本のフッ素濃度より平均的に高いです。しかし、日本の歯磨き粉もフッ素濃度が1,500ppmまで配合されている歯磨き粉を認可されているので、虫歯対策をするだけであれば日本の歯磨き粉でも十分だと思います。

フッ素(フッ化物)は虫歯を予防する成分です。

英語で”Fluoride”と表記されます。

フッ素濃度が高いほど虫歯に効果的

WHO(世界保健機関)によれば、1000ppm以上のフッ素濃度では、500ppm高くなるごとに、6%予防効果が上がるそうです。

参考:https://www.aihara-dental.com/blog/post-8/

日本では、1500ppm(0.15%)を上限とするフッ素濃度を配合する歯磨き粉が厚生労働省より承認されています。

最近で言うと、クリアクリーンは1,450ppmの高フッ素が配合されています。

フッ素濃度のppmって?

液体の濃度を示す単位としてppm(parts per million)を使用します。

1ppm=0.0001%であると決まっています。

アメリカの歯磨き粉の成分表を見てると大体0.76ppmや0.24ppmと記載されています。0.76ppmはモノフルオロリン酸ナトリウムで、0.24ppmはフッ化ナトリウムを指しています。

日本のフッ素濃度に直すと、モノフルオロリン酸ナトリウムは約1,000ppmでフッ化ナトリウムは約1,100ppmです。

最近のクリアクリーンの方がppmが高いように見えますが、平均するとアメリカのフッ素濃度が高いみたいです。

虫歯対策のみで歯磨き粉を購入する場合は、日本の歯磨き粉で十分な効果が見込めます!

どうしてもアメリカの歯磨き粉が必要な方は、フッ素配合である「Arm & Hammer Peroxicare」がおすすめです。

アメリカの歯磨き粉に口臭や歯周病に効果的な歯磨き粉はある?

結論
アメリカにも効果的な歯磨き粉はあります。しかし口臭や歯周病を予防するのを最優先にするのであれば日本の歯磨き粉を使うのをおすすめします。

歯周病に効果的な成分は下記です。

浸透殺菌作用・・・イソプロピルメチルフェノール

抗炎症作用・・・イプシロン-アミノカプロン酸、トラネキサム酸

組織修復作用・・・アラントイン

血行促進作用・・・ビタミンE

口臭に効果的な成分は下記です。

殺菌成分・・・イソプロピルメチルフェノール、塩化セチルピリジニウム

洗浄成分・・・ゼオライト

清涼成分・・・ l-メントール

日本の歯磨き粉の場合、パッケージに歯周病、口臭に最適など親切に書かれているので、それを見て買いましょう。

おすすめは、ライオンのシステマ ハグキプラスやデントヘルスです。

どうしてもアメリカの歯磨き粉が必要な方は、プロポリス入りの歯磨き粉である「トムズオブメイン プロポリス&ミルラ ハミガキ粉」がおすすめです。

アメリカと日本でそもそも歯に違いはあるのか?

結論
日本人の歯はアメリカ人より黄色いです。なぜなら、歯の質が日本人とアメリカ人では異なるためです。

アメリカ人の歯と日本人の歯

歯の色は歯の質で決まります。

エナメル質は、歯の外側を覆っている部分で白色で半透明。
象牙質はエナメル質の下にある部分で黄色。

歯の色はエナメル質の厚みで決まります。

象牙質はもともと黄色なので、半透明のエナメル質の厚さが薄かったら歯の色は黄色く見えます。

日本人はエナメル質が薄いため歯が黄色く見えて、アメリカ人はエナメル質が厚いため歯が黄色く見えないのです。

さらにアメリカの歯磨き粉にはホワイトニング効果が高いものもあるので、普段から歯を白くケアできるので、より白く見えるようになったりもします。

お土産で喜ばれるアメリカの歯磨き粉をご紹介

当サイトの編集部がアメリカでお土産として実際に購入した時に喜ばれた歯磨き粉を3つご紹介します。

なぜアメリカのお土産が歯磨き粉なのかというと、アメリカでしか過酸化水素入りの歯磨き粉を手に入れられないからです。

Amazonや楽天やYahooショッピングでも購入できる歯磨き粉もあるのでチェックしてみてください。

Colgate(コルゲート) の歯磨き粉

アメリカの大手歯磨き粉ブランド「Colgate(コルゲート)」が出している歯を白くする歯磨き粉。

日本ではクリニックでしか使ってはいけない過酸化水素が含まれているので、歯が白くなる効果を実感しやすいです。

その分、クリニック同様に歯がしみやすくなるなどの症状が出やすいので週に1回などで使用すると良いでしょう。

お土産としてコルゲートを渡すとセンスが良いなど思われたりもします。

コルゲートの画像

Colgate(コルゲート)

  • 過酸化水素が入っているのでホワイトニング効果を期待できる
  • 週に1回などの使用をおすすめ
  • 相場は2,000円〜3,000円
 信頼感
Colgate(コルゲート)の評価
総合評価
(5.0)

→Colgate(コルゲート)の実際の効果と口コミを見る

Crest(クレスト)の歯磨き粉

アメリカで根強い人気を誇っている「Crest(クレスト)」が出している歯を白くする歯磨き粉。

より即効性を求めた海外のホワイトニング歯磨き粉を使用したい方におすすめです。

お土産としても根強い人気がある歯磨き粉です。

クレストの画像

Crest(クレスト)

  • アメリカで大人気ブランドが出している歯磨き粉
  • 即効性あり
  • 相場は3,000円〜4,000円
 大人気
Crest(クレスト)グラマラスホワイトの評価
総合評価
(4.5)

→Crest(クレスト)の実際の口コミと効果を見る

スーパースマイル

アメリカで1年で100万本売り上げている歯を白くする歯磨き粉。上2つの歯磨き粉よりも優しい成分が入っています。

日本でもLOFTやPLAZAなどで取り扱いがあります。

スーパースマイルの画像

スーパースマイル

  • アメリカで大人気
  • 日本で売られているものは成分が日本仕様になっている
  • 相場は2,500円
スーパースマイルの評価
総合評価
(4.0)

→スーパースマイルの実際の口コミと効果を見る

歯磨き粉・市販グッズに関する情報