歯垢と歯石とは?違い・除去法・予防法【完全保存版】

歯垢と歯石とは?違い・除去法・予防法【完全保存版】

→(参考記事)クリニカ

歯垢(しこう)とは

歯垢とは

歯垢とは
歯磨きで磨き残した食べかすに細菌が付着し、白色・黄色のネバネバした細菌のかたまりのことを指します。具体的に下記に存在します。

  • 歯の表面
  • 歯の間
  • 歯と歯茎の間
歯垢のことをプラークとも言います。このサイトでは歯垢と呼び方を統一しています。

歯垢は食後、約4時間〜約7時間でになると言われています。

歯垢は1mgに約1,000億以上の細菌が詰まっています。

そのため、朝昼夜の歯磨きが大切なのです。

注意
歯垢=歯についている食べかすではないことに注意。

歯垢を磨き忘れやすい箇所

歯垢を残さないためには、意識して歯磨きする必要があります。

具体的には下記を意識して歯磨きしましょう。

  • 歯と歯の間
  • 奥歯の噛み合わせ
  • 歯と歯茎の間
  • 抜けた歯の周り
  • 歯と歯が重なった箇所

奥歯の噛み合わせは特に歯垢が残りやすい箇所ですので、注意しましょう。

歯垢を放置すると

難しい用語などもありますので、歯垢を放置したらこんな感じになるんだ・・しっかり予防しないといけないな程度の理解で大丈夫ですよ。

口臭

歯垢の細菌は、強い悪臭を放つガスを作ります。そのため、歯垢を放置すると口臭が臭くなります。

口臭の原因と簡単に無くす方法【息くさいままでいいの?】口臭の原因と簡単に無くす方法【息くさいままでいいの?】

虫歯

難しい内容を含んでいるので、歯垢を放置すると虫歯になるんだ程度の理解で大丈夫です。

用語説明します。

  • 脱灰(だっかい)
    酸がある一定の濃度になると、中性に戻らず虫菌が溶けて虫歯になる。
  • 再石灰化(さいせっかいか)
    唾液は常に中性に戻し虫歯菌が溶けないようにしている。

まず歯垢は細菌のかたまりであることは、上でも解説しました。

歯垢が作られると虫歯菌も増殖します。そこで虫歯菌は酸を作ります。

酸が一定の濃度になると、中性に戻らず虫歯菌が溶けて虫歯になります。(脱灰)

しかし、唾液は口の中を常に中性にし、虫歯菌が溶けて虫歯にならないようにしています。(再石灰化)

歯周病

歯垢は、歯と歯肉の間にも溜まってしまいます。歯垢が歯肉に残っていると、やがて歯磨きなどをしていると出血します(歯肉炎)。

歯肉炎がさらに進行すると、歯を支えている骨が溶けてしまい、歯周病になります。

歯石

歯垢を放置しておくと、固まって石のようなかたまりになります。下で詳しく解説します。

歯石(しせき)とは

歯石(しせき)とは

歯石とは
歯垢が唾液のカルシウムやリン酸と結合して、石灰化して硬化したかたまりのことを指します。簡単に言うと、歯垢が固まって石になったものです。

歯石は歯や骨と同じくらい硬いので、自力では取ることができません。

歯石ができやすい箇所

歯石ができやすい箇所は下記の通りです。

  • 下前歯の内側
  • 上奥歯の外側

歯石は一度作られてしまうと、歯磨きなど自分では落とすことができません。そのために、歯石になる前にしっかり下前歯の内側、上奥歯の外側を重点的に磨く必要があります。もちろん、全体的にしっかり磨きましょう。

歯石を放置すると

上では歯垢を放置するとどうなるか解説しました。では、歯石を放置するとどうなるのか解説します。

口臭の悪化

自分で口臭が臭いと実感できるくらい悪臭を放つようになります。

口臭の原因と簡単に無くす方法【息くさいままでいいの?】口臭の原因と簡単に無くす方法【息くさいままでいいの?】

歯周病の悪化

歯周病が歯垢を放置していた時よりもさらに悪化します。歯科医院に行って治療する必要があります。

歯垢と歯石の違い

歯垢と歯石の違い

上で歯垢と歯石について解説しました。

ここでは歯垢と歯石のまとめとして比較して違いを今一度理解しましょう。

1
食べかすに細菌が付着
白色・黄色のネバネバした細菌の塊=歯垢が生成される。
2
歯垢を放置すると・・
口臭、歯周病、虫歯、歯石になってしまいます。
3
歯垢が唾液のカルシウムやリン酸と結合して、石灰化して硬化すると
歯垢が固まって石になったもの=歯石が生成される。
4
歯石を放置すると・・・
口臭の悪化、歯周病の悪化など歯医者に行かなければ行けなくなります。

歯垢と歯石の違いは上の表を見ると理解できるのではないでしょうか。

歯垢→歯石の順で現れます。

歯垢の除去法

歯垢の除去法は大きく2つ考えられます。

  1. 歯科医院でクリーニングしてもらう
  2. デンタルフロスを使う

2つ目に紹介しているデンタルフロスは市販でも安く買うことができるのでかなりおすすめです。

歯科医院でクリーニングしてもらう

歯垢は歯科医院でクリーニングしてもらうことで、取り除くことができます。

デンタルフロスを使う【市販で買える!】

デンタルフロスを使う【市販で買える!】

歯垢はデンタルフロスを使うことで取り除くことができます。歯垢は口をゆすぐだけでは取り除くことができません。

歯と歯の間に存在している歯垢は、歯ブラシだけでは取り除くのが難しいです。

歯ブラシの後にデンタルフロスを使うと、歯垢の除去率が約30%アップしたという結果が『山本他日本歯周病誌』の調査結果で分かっています。

デンタルフロスおすすめ3選【絶対に失敗しない!歯垢を落とそう】 デンタルフロス(糸ようじ)おすすめ4選【絶対に失敗しない!歯垢を落とそう】

歯石の除去法

歯石の除去法

歯石の除去は歯科医院でしかできません。そのため、歯石で困っている人は歯科医院に行きましょう。

スケーリング

スケーリング

スケーリング
スケーラーと呼ばれる器具を使って、歯石や細菌を除去する方法。

ルートプレーニング

ルートプレーニング
歯と歯ぐきの境目の溝にある歯周ポケットの歯石と歯の根で汚染された部分を除去する方法。

歯垢と歯石の予防法

歯垢をしっかり取り除くことができれば歯石にならないので、歯石の予防をすることができます。

意外にも市販のグッズで歯垢・歯石予防をすることができます。

歯磨きをしっかりする

朝昼夜の食後にしっかり歯磨きをしましょう。特に下記の箇所が歯垢がたまりやすい箇所なので意識して磨きましょう。

  • 歯と歯の間
  • 奥歯の噛み合わせ
  • 歯と歯茎の間
  • 抜けた歯の周り
  • 歯と歯が重なった箇所

デンタルフロスを使う

上でも紹介しましたが、歯磨きをしっかりした後にデンタルフロスを使うことで歯垢を取り除くことができます。

日頃の歯垢を取り除くことが、歯石の予防につながります。

しっかり上記の2つを使って健康的な歯を保ちましょう。

マウスウォッシュを使う

マウスウォッシュとは
口臭の抑制や虫歯・歯周病を予防するために用いる液体製品のこと。洗口液とも言います。

「リステリン®」や「モンダミン®」が代表的なマウスウォッシュです。歯磨き、デンタルフロスに加えてしっかりマウスウォッシュで歯垢を取り除きましょう。

マウスウォッシュ(洗口液)最新おすすめ4選【虫歯、歯周病予防】