今回はオフィスホワイトニングの流れについて解説していきます。
目次
オフィスホワイトニングの流れ
オフィスホワイトニングの一般的な流れは下記の通りです。
- 歯科医院でオフィスホワイトニングの説明とカウンセリングを受ける
- 口の状態、歯の色確認
- 治療・クリーニング
- 口にマウスリトラクター(開口器)を付けて固定
- 歯茎や唇に保護剤を塗る
- ホワイトニングの薬剤を塗る
- レーザー照射(3回が一般的)
- フッ素を塗る
- アフターメンテナンスの説明を受ける
歯科医院によって異なりますが、大体このような流れです。
1:歯科医院でオフィスホワイトニングの説明とカウンセリングを受ける
まず歯科医院にて問診票をしっかり記入します。
その後、担当の方がオフィスホワイトニングの説明をして、ホワイトニングの悩みや疑問点を聞いてくれます。
下記のような悩みや要望を事前に相談してみましょう。
- 〜〜の色まで白くしたい
- オフィスホワイトニングはどのくらい痛いのか
- オフィスホワイトニングの後は歯がしみるのか
国家資格を持つ歯科スタッフですので、親身になってきちんと答えてくれます。
2:口の状態、歯の色確認
オフィスホワイトニングの説明とカウンセリングを受けた後は、口の状態・歯の色を確認し、ホワイトニングを行える状態かチェックします。
このチェックで以下に該当する方は、オフィスホワイトニング前に治療、クリーニングをします。
- 虫歯の方
- 歯肉炎、歯周病の方
- 歯が着色汚れになっている方
- 歯石がある方
3:治療・クリーニング
口内環境チェック後、虫歯の方と歯肉炎・歯周病の方はまずは治療を優先的に行います。
そのため、その日にオフィスホワイトニングを受けることはできません。
歯が着色汚れになっている方と歯石がある方は、ホワイトニング効果が下がります。
そのため、クリーニングをしてもらい着色汚れと歯石を取り除いてもらいます。
PMTCと呼ばれるクリーニング法で歯石を取り除いてもらった場合、口の中がしみやすく痛みやすくなるので、オフィスホワイトニングは2週間以上できません。
4:口にマウスリトラクター(開口器)を付けて固定
口を開いた状態で固定するためにマウスリトラクター(開口器)を付けて固定します。
5:歯茎や唇に保護剤を塗る
ホワイトニングの薬剤が歯以外を白くさせないために、歯茎や唇に保護剤を塗り歯以外を白くさせるのを防ぎます。
保護剤が固まるまでは、おおよそ3分から5分かかります。
また、目を保護するためにタオルを付けます。
6:ホワイトニングの薬剤を塗る
歯の表面にホワイトニングの薬剤を塗ります。
薬剤が歯に浸透するまでに約5分くらいかかります。
7:レーザー照射(3回が一般的)
ホワイトニングの薬剤が歯に浸透し馴染んで来たら、歯科医院専用のレーザーを歯に照射します。
おおよそ3回が一般的です。
8:フッ素を塗る
オフィスホワイトニング後は、歯が水分不足で吸収力が高くなっており、虫歯などになりやすい状態になっています。
そのため、フッ素を使用する事で歯を強化し、虫歯予防ができます。
9:アフターメンテナンスの説明を受ける
約1時間のオフィスホワイトニングが終わったら、アフターメンテナンスをどうすれば良いか聞きましょう。
歯にしみやすい飲食物や歯の色が元に戻りにくくするために注意すると良いことについて聞くと良いでしょう。
→オフィスホワイトニングのおすすめをまとめました!参考ください
オフィスホワイトニングの後に気をつけるポイント
- 酸性の飲み物を飲まない
- ポリフェノールが多く含まれている飲食物を控える
- タバコを控える
オフィスホワイトニングの施術後は、ホワイトニング剤の影響で歯が着色しやすい状態になっています。施術後1時間~1日(歯科医院と要相談)は、注意が必要です。
1:酸性の飲み物を飲まない
一般的に酸っぱいとされるレモンジュースやオレンジジュース、スポーツ飲料、炭酸飲料を飲まないことに注意しましょう。
2:ポリフェノールが多く含まれている飲食物を控える
ポリフェノールが多く含まれている飲食物は、歯が着色しやすいので注意が必要です。
【飲み物】
- 赤ワイン
- ココア
- コーヒー
- 緑茶
- 紅茶
- 烏龍茶
【食べ物】
- カレーライス
- ブルーベリー
- 茄子
- ブドウ
- チョコレート
- そば
- かんきつ系
- 玉ねぎ
- トマトソース
- 玄米
- 豆類
- ターメリック
- 生姜
オフィスホワイトニング後は、控えたほうがいいです。
3:タバコを控える
タバコのヤニ(タール)に含まれているニコチンは、ポリフェノールなど無しで歯にこびりついて着色汚れ(ステイン)になってしまうので、喫煙者の方は注意が必要です。