ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素とは?危険?【簡単に解説】

ホワイトニングの薬剤に含まれている過酸化水素って何?危険なの?

最初に結論を書いちゃいます。

  • 歯科医院で扱っている過酸化水素は濃度35%以下であるため、安全
  • 人間の肌と同じで弱酸性
  • 分解すると水と酸素になる

どうして?って思った方も多いのではないでしょうか。

ぜひ気になる人は下までぜひ読んでください。

この記事がオススメな人
  • ホワイトニングをこれからしようと考えている人
  • 過酸化水素が何か知りたい人
  • 歯科医院でおこなうオフィスホワイトニングを検討している人
  • ホワイトニングの情報蒐集をしている人

そもそもホワイトニングとは何か知りたい方はこちら
→(参考記事)河村歯科医院

過酸化水素とは

過酸化水素とはの図

ホワイトニング剤に含まれている過酸化水素は濃度35%の水溶液で、水より少し粘り気がある弱酸性の無色の液体です。

弱酸性とは
わずかに酸性であることで、人間の肌は皮脂に由来する脂肪酸の影響によって弱酸性であると言われています。人間の肌と同じなので、危険ではありません。

過酸化水素を分解すると水と酸素になるという特徴があり、環境に優しい化学品です。

そのため、衣服用漂白剤、かすり傷に塗る消毒に使うオキシドール(人の肌が弱酸性であるため馴染みやすい)など身近に使われています。また、環境に優しい化学品であるため工場などで幅広く使われています。

主な用途

過酸化水素の主な用途は下記になります。ホワイトニング以外にも多く使われていることが分かります。

美容 歯のホワイトニング剤
古い紙の漂白(再生紙のために漂白)
繊維 綿・羊毛・絹・合成繊維の漂白
工業 半導体の洗浄、プリント基板の洗浄
公害処理 下水・工場排水の脱臭、漂白、雑菌
鉱業 金属を酸化させる
化学 有機・無機過酸化物の原料
医薬 オキシドール(消毒)
金属仕上 金属の表面処理、浄化
木材 木材板の漂白

過酸化水素は主に漂白に使われることが多いことが分かります。

ホワイトニングも歯を白くするという漂白効果があるので共通している部分があるのが分かると思います。

ホワイトニング剤に含まれている過酸化水素の役割

過酸化水素が使われるホワイトニングはオフィスホワイトニングです。

→オフィスホワイトニングについて知りたい方はこちら

オフィスホワイトニングとは
歯科医院でホワイトニング専用の濃い薬剤とレーザーを施術を受けることで、色素を分解し歯を白くする方法です。施術時間は1時間程度で数回歯科医院に行く必要があります。

過酸化水素は市販のホワイトニングキットに含ませることを禁止されています。

過酸化水素はどのようにホワイトニング効果を出しているのか

過酸化水素はどのようにホワイトニング効果を出しているのかの図

過酸化水素がどのようにホワイトニング効果を出しているかはいたってシンプルです。

具体的には下記のような流れで歯が白くなります。

  1. ホワイトニング剤が歯の内部に浸透
  2. 歯の色素に過酸化水素が反応し分解を始める
  3. 分解された歯の色素が漂白される
  4. 歯が白くなる

ホワイトニング剤に含まれている過酸化水素が歯の内部に浸透し、歯の色素を分解し漂白します。

そうすることで歯が白くなります。

注意
市販のホワイトニング歯磨き粉や美容室などで受けるセルフホワイトニングには過酸化水素が含まれていません。

歯の表面の色を落とすだけなら市販の歯磨き粉でも十分効果が見込めます。

→美容室やエステサロンで受けるセルフホワイトニングについて知りたい方はこちら

過酸化水素によって歯がしみる?

ホワイトニング剤によって歯がしみたり、痛くなると一般的に言われています。

そのため、歯科医院でホワイトニングを受ける前に相談してみましょう。

また下記に該当する方も歯がしみやすいので、合わせて相談してみましょう。

  1. 歯の表面にヒビ・傷が入っている
  2. 歯周病
  3. 虫歯
  4. 知覚過敏
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